感性を合わせる・・・
前記事に書きました、100切り達成の女の子
そのラウンド中に私が鳥肌をたてた言葉を発しまして(笑)
『あー、あと10cm左に行ってほしかったぁ~』
エッジまで5y、ピンまで12yのラフからのアプローチ
結果的に、距離は良かったですがピンの右2m位
それを打った直後にその言葉を発しました。
ご自身のアプローチ思い出してみてください。
アプローチって、まず発するのって『距離』の事が多くないですか?
『あー、強い』『うわっ、弱いわ』みたいな。
打ってすぐ『あと10cm・・・』と発したという事は、打感的に距離は問題ないと思ってたということ
そして、なぜ10cmと言ったのかを聞くと
その返答が完璧だった。
バカにしてる訳ではないですけど、
100切りを目指してるという一般女子アマチュアゴルファーで
練習場には行きませんという女の子が
あの状況下であんな観点を持って打つ前の準備をしているのって
一握りいるか?って思います。
せいぜい
『あー右行っちゃったぁ~』
『もっと左かぁ~』
もしくは2m位だったら及第点という子もいるかもしれません。
それが悪い訳ではなくて、それが普通です。
だからゾクッとしたのです。
この子、80台は行くなと思いました。
私は、学生、プロなどとラウンドしていた時に
どこまで感性を合わせられるかなと思っていました。
ティーグラウンドに立って
『狙いは?』と聞いたときに
『あの木で』という一言でお互いが通じるくらい。
木だってたくさん立っている訳だし、その木の特徴を言わずとも分かる『あの木』
これは、こういうホールロケーションで今日の球筋、風など考慮し
おそらくあの木って言うだろうなと思って聞いた答えがあの木なので
たった一言なのですけど、色んな要素が入っている一言です。
この子のこのアプローチの前には一言も会話をしていなかった。
会話をしていたとしたら、おそらく一言で済んでいたのだと思います。
あそこを狙って行くと
なんと言いますかね、
『もうちょっと右』とか言うときの『もうちょっと』という言葉
その『ちょっと』って振り幅大きいから
右向きすぎちゃうとかありますよね?
その『ちょっと』というのが合ってくると
色々と重ねれば、感性は合ってくるのだろうと思います。
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