ここをあっさり聞き流さないでぇ~・・・
片山プロのYouTube。
柏原選手にアドバイスしている回の1:15辺りからの話。
ここなんですよ。これがなぜ起こるのか。
これは、トーナメントプロだけに起こる事ではなく
むしろアマチュアの方々は、いつもそうやって打ってるのです。
それを何かで細工して打ってるんです。
細工には精度は作れない。
そんなに打ち込んで無いから。
あれだけ球を打ち続けてきた、打ち続けているプロの方々、しかもトーナメントプロの方々でも稀にそうなる。
結局、体の回転に腕は勝てないんですよ。
だから、グッと振りにいったときには
その体の回転に、追い付かない腕があるんです。
アマチュアのほとんどはスライサーと言いますが
その原因がカット軌道だからとか、フェースオープンだからとか
そこら辺に決めつける傾向はありますよね。
そこじゃなくて、その『腕は勝てない』という事に対して何をどういう順番ですべきかを知ってないとって事です。
凄く大雑把に簡単に表現しますけれど
球際の手さばきを覚えてチーピン打てるようにして、腕が少しでも負けないようにという動きを作る。それを大袈裟なインサイドアウトで振る。
そこにしっかりとした腰の回転を入れる。
その回転によって、チーピン度合いは減りインサイドアウト度合いも緩む。
その時にどういう球筋になるのかによって、次に何をするかを決めて挑む。
もちろんだいぶ省略させて頂いています表現になりますので
この順番の中に細々色んな練習は入りますけれど。
なので、負けにくい腕の動きを覚える前に回転する練習なんて無いのですよ。
腕は体の回転に勝てないのです。
体が元気に回ってしまえばしまうほど、腕はそのスピードについてこれません。
だから右に行ってしまうのです。
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