それは、伝えることか?・・・
別に否定する訳じゃないですけど、
あるコーチが、ちょっと前に『世界の指導者の共通点』ということでインスタにアップしてるのを目にしまして
『指導者の共通点』という表現に違和感がありまして
それって指導者側目線でありすぎないかと
公の場で話す事ですかね?って思う。
一般のゴルファーの方に言うことというより、コーチの勉強をしてる人とか指導者になりたいって人とかに言う話じゃないのかなと。
私もその動き自体は否定しません。
そう打っている人もいるよなと
しかし、それは1つの理論に過ぎず
そこを部分的に強く主張するところなのかな?と思う。
それに、その動きを入れるためにしておかなきゃいけないこともあるし
その段階にない人たちがこの動きを取り入れたら
それはそれは、長く険しいトンネルに入ってしまう気がします。
私は、ゴルフのスイングというのは
上半身の動きから作っていくものだと思っています。
思っていますというよりは、経験をつませて頂いてそこに至ったという方が正しいですね。
クライアントの方々が教えてくれた事なので、事実なんですよ。
ゴルフは歴史が長く、現在に至るまでには色々な表現というか理論が存在してきました
どれも正解なのだと思います。1つの理論として立ち上げられてるのですから
しかしそれらは、表現は良くないですが「一時の流行り」に感じてしまう
それは、メディアが注目し続けていないという現状からも察せますよね?
なので、そういう動きをしている人もいればそうでない人もいるというのは
万人受けする動きではないのですよ。
今は、YouTubeやインスタとかでプロのスイング動画を見たり、指導者の方々のアップされる内容を見たりしている方がとても多い
皆が皆色々なところにフォーカスして内容を構成しているから
一般の方々からすれば、見れば見るほど何が何だかわからなくなっている事が多いのではないかと思います。
私が言いたいのは、
指導者の共通点ではなく、プレーヤーの共通点をどんどん伝えてほしいし
一般の方々もそこに観点を持って、様々なプレーヤーの動画を見てほしいなと思っています。
先程も書きましたが、
上半身の動きがどうかという事がすごく大事。
(スイングは相殺という記事で何となく書かせて頂きましたが・・)
まず、正面画像で上半身だけを見て、プロの人達と自分の動きとどこが違うのかを探してみてください。
全て細かくチェックしていったら、何かしらそこにヒントはあるはずです。
その上半身の動きは、「やっている人もいる」ではなく「ほとんどの選手が」そうなっています。
これが「プレーヤーの共通点」なのだと思います。
プレーヤーの共通点がそこにあるのに、
・そんなところに目が行ったことがない
・そんなこと、言われたことがない
・そんな説明を聞いたことがない
という方が多いんです。
自分との違いは分かるんだけど、どうなおしたら良いかわからないという方もちらほら。
それだけ、この部分に対してのYouTubeとかインスタとかが多くないって事ですよね。
皆様は、毎日担当コーチがそばにいるわけでもなく
ほとんどの方はレッスンの合間に自己練習というものがあるわけで
それは、指導者が目の前にいるという時間より圧倒的に多いわけで
そんな中、上達・安定・スコアアップというのを目指しておられる
限られた時間の中で、一生懸命練習しておられるのですから
まず、今のご自身の問題点・お悩みの原因は上半身にあるのだなと
下半身は二の次だなと
そういう思いで、じっくりとプレーヤーのスイングを見まくって
自分との違いを見つけ出してみてください。
どんな指導者に習っても、どういう経歴でも
トーナメントプロで活躍してる選手の皆さんには
必ずこうなってるよなという共通点があります。
男女問わず。
それは『事実』なわけで、理想論ではないのです
観点はそこに持っていくべきだし
私たちはそれを促さないといけない
なので、指導者の共通点ではなく
世界のトーナメントプロの共通点
であるべきと私は思います。
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