小俣幼児生活団・・・

私は、クライアントの方からお話を聞いていたので存在は知っておりましたが、




TVで特集やっていたようで。




栃木県にあるんですけど、ここ預けたいがために移住する人もいるそうで。




自主性を育む保育という事で、特徴としては




行事・予定を園児が決める

決められた時間割がない。子供たちの自由。当番もなにもない。

米研ぎ、皿洗いなどもやりたいこがやる。(やらなきゃいけないわけではない)




給食はバイキングで、2歳児も自分でよそる。食べたい分だけ食べる。
少ないからといって何か言う事もない。

食事が嫌じゃないっていう風に育ったこの方が、食べてみようかなという気持ちが育つ。無理強いしないというのが理由の1つ。




保育士はケンカの仲裁に入らない。

泣いてるときにあおってもしょうがない。泣き止んでから話す。

仲裁には入らず助言に徹する。おもちゃを奪い合ったとき、奪われた方はしつこく返せとつきまとう。つきまとわれる事がしつこく感じ嫌だという気持ちも生まれる。

ケンカも自分が起こした事だから、結末を知るという意味で最後まで責任を持たせるのだそう。




おもちゃの持ち込みが自由。

無くしたり取り合いになったりケンカになったり、そういう経験から『大事なものは持ってこないようにしよう』と思うし、自分が人のものを奪ったり無くしたりしたらその子が親に怒られるってことも経験するから。




とまぁ、そうする理由がちゃんとあるのですね。




預けた親御さんは、子が変わっているのを実感するようで




勝手に手伝うようになった・・勝手に後片づけをするようになった・・・など、教えてもいない事を家でするようになるそうです。




こういうのを聞いてると、




一般的なご家庭の躾にしろ保育園だ幼稚園だってことにしろ




子の自主性ではなく、親や園スタッフが面倒なことを避けるってことをしているように感じません?




食べ物残すな、ちゃんと食べろ、時間になればご飯ですよ、お昼寝の時間ですよ、皆でお掃除しますよって。そして、事が起こると面倒だから子供同士がけんかになっちゃいそうなことは禁止する・・・みたいな。




街中・電車内などで




そういう事をしちゃいけないってことで怒っている親御さんはよく見かけるけど




なんでそれをしちゃいけないのかまで考えさせてるなんてのは見たことないです。




怒るならまだ良い。ママさん同士でしゃべってると子供がしている事を怒りもしない親もいますしね。




私は、TVで出川さんの充電とか日村さんのせっかくグルメとかを観るけど




その人に会った時「出川だ」とか「日村だ」とかって呼び捨ての子供もいれば、「出川さんだ」「日村さんだ」っていう子もいるんですよ。




私は単純に育ちの違いと思って観るんですよね。




前にも書いたかもしれませんが




例えば自分が落としたものを拾ってもらった時に、「すいません」という子と「ありがとうございます」っていう子の違いも育て方だと思うんです。




今の若い男は、




いちいち面倒臭がる、理由・意味が無いとやらない、自分がやりたいようにし動きたいように動く・駄々をこねるように騒ぐ・一般常識を知らなすぎる




と、どこの会社でもいると思うんですよこういうの。




1つの要因に「親が甘やかしすぎて、子にやらせずに親がやってしまう事が多いから」




というのがあるらしいですけど、




結局、どう育てて来たか?ってことですよね。




どこに預け、どう躾けるのか




そういう事が必要なときに、きちんと教えられる人がいるか




大きな違いを生むのですね、年を重ねるごとに。

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