理論ではなく、データ・・・

インスタを見て


アマチュアゴルファーの方が良いことをおっしゃっていました。

「〇〇理論というのが色々出ているけど、それをコースで実践できる状況下にどれだけなるのか?。あくまでも平らなところで打つスイングとして、そういう動きであるという位置づけ位にしておかないと、迷うだけ迷って終わってしまう」

まさに仰る通りだと思います。

コースでは、「状況対応力」が大きな要素であるので、つま先上がり・下がり・・左足下がり・上がり・・その他おとずれる状況下プラスして天候などの変化に対応し、どう構えてどう打つかの方が重要ですから。


その各状況下において、どれだけ○○理論というのを当てはめて打って行けるのかという事については、疑問符がつくよねって事ですよね。


これは「恐らく」ですが、

○○理論というのを作り上げておられる指導者の方々は


ご自身の経験・・・あらゆるプロゴルファーのスイング追究・・・各方面のプロフェッショナルの方々への聞き込み等々から作り上げた所謂「理想論」なのであろうと私は解釈しています。


それはそれで、ものすごい時間と労力を費やしたことと察しますので、尊敬は致しておりますが


大事な事は、そこへのニーズがどれだけあるのか?という事なのだと思うのです。


色んな理論を展開するのは良いけれど、


色々あることで、アマチュアゴルファーを迷わせているんじゃないのか?


という事を考える必要はあると思っています。


アマチュアゴルファーの方は、別にプロを目指している訳じゃない。


一部の競技思考者、上級者ゴルファーを除けば

多くのアマチュアゴルファーの方々は、90台の安定、80台の安定を一つの終着点にしておられるわけで


○○理論という中でスイングを作っていく中で、その全貌のどの程度を身に付けれれば自分の目標スコアの安定になるのかという事を


理解して取り組んでいるのか、理解させて取り組ませているのか


がとても大事な事なのだと思います。


ですので、○○理論がどうのこうのではなく


90台で安定している方々のスイングデータ・・・
80台で安定している方々のスイングデータ・・・
90台で安定している方々のパッティングデータ・・・
80台で安定している方々のパッティングデータ・・・

というのを基に、レッスンプランに従いスイングを作っていくという過程の方が


迷いなく、常に終着点も鮮明で、終着点に向かうどの辺りまで今来ているのかという現在地も明確で


そういう中でレッスンを受講していくのが一番スマートだと私は思います。


結局、80で安定している方々の動きと90台で安定している方々のデータは違うところがあるわけで


なので、90台で安定したい方に80台を目指させるような指導内容では、何かストレスが生じるし


皆に同じような内容で教えていたら、おかしいところも出てくるというわけで


だからカスタマイズする必要があるんだとも思います。


もちろん○○理論というのを否定しているわけではなく


受講者の方々の目的は何なのか?


によって、場所や指導者を選択するという事をしないと


終着点に行くまでに要する費用と時間が


大きく違ってくる可能性が大いにあると思います。


レッスン業界は、変わっていかなきゃいけない。


「私にお任せください」と言わんばかりに指導者が強くアピールしていく時代じゃないんです、もう。


あーじゃダメなんです、こうしないと上手くなりませんよ


こういうのはもう要らない。


これが最新理論ですよ!ではなく


ゴルフの長い歴史からくるアマチュアゴルファーのデータを基に


遠回りしないように、導いて差し上げるのが


指導者のあるべき姿なのだと思います。


前を向いてどんどん進むのではなく


後ろを向いて、一歩ずつじっくりと進む


こうありたいと強く思います。





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