左肩意識だけで整うんじゃないの?・・・

ゴルフスイングって、左肩だけで説明出来るでしょ?ってお話を。(左打ちの方は右肩)



・トップまでは、スタンス真ん中に向かって左肩を落としていくイメージ

・トップでは、40度近く左肩が落ちてないといけません。

・切り返しで左肩が上がらないようにし

・インパクトに向かって一気に左肩を上げていきます。



高いお金払って時間使って通ってくださっている方々に失礼のない程度の説明になりますのでご了承を^^;



・フォローで腕が伸びません。

・肩の開きを抑えられません。

・上体が突っ込んじゃいます。

・ダウンブローで打てません。

・距離が出ません

・ダウンでタメが解けます。

・前傾を保てません。



などなど一般のアマチュアゴルファーの方々からよく伺うお悩み全て、左肩ってこう動かすんですよという説明と取り組みで整ってきます。



フォローで腕が伸びませんというのを例に説明しますと・・・



クラブヘッドは、ハーフウェイダウンからフォローに向かってグリップエンドが上がっていくことでインパクトにむかって動きます。グリップエンドを左肩で上げれない・上げてるのが左ひじという方が伸びないわけです。あるポイントから左肩で一気に引っ張り上げる事で、左腕の長さが余ることなくフォローまで向かいます。左肩でクラブを動かす事が出来れば、右手右腕を使いたくないところで使わずにいれる。右手右腕を使いたくないところで使わなくなるのが、タメが解けにくい・ダウンブロー・ハンドファーストというのに繋がっていくわけです。



左肩が上げられないとクラブヘッドが動いてくれないので、右手右腕を使って動かす。解けは早くなり、ハンドレイトインパクトになる。左肩が上がっていないのに右手・右腕・クラブが来ちゃうので、左肩から地面(ボール)までの距離を遠くできず左腕の長さが余る。右手が動かない左腕を押すことになり、押された左腕は肘が曲がり抜けていきます。

左肩を引っ張り上げれるから、肩が縦に回り開きを抑え右わき腹が縮み前傾を保つという事にも繋がる。左肩が引っ張り上げられるから、頭はインパクトに向かって右に動いていきビハインドザボールという位置に収まる。



下半身の動きをプラスして話せば、より瞬発力を強くし威力的に左肩をあげるために左ひざは伸び腰が回転します。

地面に潜っているものを左手だけで持って引っ張り上げようとするとき、左腕が伸びたままで引っこ抜いてくださいってなったら下半身はそう動きますよね?

カッコよく言えば「地面反力」的な動きではありますが、何のためにそういう下半身になるのかと言ったら私は「左肩をより強く素早く上げるために必要な動き」と位置付けます。



というように、多くのお悩みは左肩をどう動かすかという事をご理解頂ければ整えられる事なのですよ。(あくまでも○○理論・○○スイング等というイレギュラーなスイング以外での話)



しかしながらゴルフ指導者って、右手右腕の説明してる人多いですよね。

「右手首の角度を保ったまま・・・」よく聞きますでしょ?

「右ひじを絞り入れる・・・」「右わきを絞って・・・」「右ひじを脇腹に・・・」こういう右腕の使い方もよく目にしますよね?

結果アマチュアの方はそこに観点持っていくし、そこ意識で練習する。

左サイドなんて意識もせずに。なんで左サイドの動きで説明しないの?って思うんですよね。



動きの中で角度を保つ???私には不自然極まりない。そこの角度保って、どうやって強く厚くインパクトすんの?って思う。

右ひじの話にしても、その人がウィークで握っててもそういう説明するの?って。握り方と動きが合わねーじゃん?って思う。



つじつまの合わない、不自然な動きの説明をするなぁと思うんです。




安定させるためには自然な動きが必要で、どこかに不自然な動きがあればそれ以降は「代償動作」。代償動作ということは「そこでそうなっちゃったら、それ以降はそれを補うための動作」でしかないので、それに反復性・再現性を高めるのには相当な練習量が必要で。



ということは、不自然な動きである程度の精度を作るのは結果的に「時間の無駄」なんですよ。



とても長い道のりになっちゃうので、途中で止めちゃうんじゃないですかね。

途中で止めざるを得ないのなら、時間の無駄ですから。



そう握っているなら、こう動かすのが自然・・・そうなるとこの動きが相性が良い・・・



自然なもの、相性の良いものをくっつけていけば、流れがスムーズになると思いますけど。







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