スイング中のグリップ圧・・・

今やスイング中のグリップ圧までわかるようになってきました。

これによって、利き腕(手)じゃない方の腕や手の方が力が出しやすい人もいるというのがわかってきてます。



トレーナーさんは、解剖学的な要素と合わせてその人にとって伸ばすべき・制御すべき手の機能の戦略をたてる。

スイング中の3ヵ所のグリップ圧の比率・比較と左右差を計測すると、からだのキャパに対してどの程度の圧力をスイング中に使用してるかが分かるんだそうです。

他の部位のフィジカル数値と合わせてトレーニングの方向性を決めるそう。



私ね、20年位前かな?もっと前かも知れませんけど、千葉のあるゴルフ部品屋さんのスタッフさん達と交流があったので、「グリップを強く握ると音がなるようなものを作れないか?」と依頼したことがあるんですよ。



今回のような深い話ではないけれど、当時はまだ「ヒヨコを握ってるくらいの・・・」「引っ張られたら抜けちゃうくらいの・・・」みたいな何言ってんだよ?って言葉を指導者が使ってたんですよ、グリップ圧について。



そんなので分かるかよ?って思ったんで、明確に分かるものがないかなと、作れないかなと。
結局叶わなかったんですけどね。
「あの当時言ってたのが世に出回る時代になったんだな」と、テクノロジーの進化はすさまじいのですね^^



結局、こういうトレーニングをしだすとトーナメントプロとプロの差だったりプロとアマチュアの差だったりが今以上に大きくなるなと思っています。



それは、もうプロのスイングを参考にとか真似るとか、プロの間で流行っているスイング論とかをアマチュアが参考にする時代ではなくなってるよ?、なくなってくよ?ってことなんですよ。
知ってることとやってることが違いすぎるから。



アマチュアゴルファーが自分のグリップ圧を知れるのが何時になるのかってこともあるし、知ったところでそれを活かす方法も知らないわけで
グリップ圧に対して各部位のパフォーマンスレベルを合わせるなんてことも到底出来ないし。



はい、別のスポーツです・・・

ってなってきますよ今後は。



だからこそ、私たち指導者はしっかりブラッシュアップして置いて行かれないようにしないといけないのです。


下手したら、指導者連中よりもアマチュアゴルファーの方の方が知っていることが多いという事が起こる可能性もあるわけですから・・・。

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