難しくしちゃってるんじゃないか・・・


昔と比べると、ゴルフスイングの分析って



色々なことが科学的に解明されてきたり



フィジカル的な要素もどんどん入ってきたり



クラブにしても



色んなヘッド、色んなシャフト、色んなグリップ



色んなフィッティング、色んなセッティング方法



ほんとに色々出てき過ぎて



色んな意味で選択肢は広がったということなんだろうけど



逆にゴルファーの方々の頭を複雑にしてしまっている要素にもなっている気がします。



伝えるほうは、より良い方法でとかより良いモノをとかって色々研究したり開発したりしているのに対し



伝えられるほうは、そこまで望んでいるのかどうか・・・。



それがその人の熱に合っているのかどうかがどっかにいっちゃっているような気がしてなりません。



電車の中で耳に入ってくるゴルフ談義・・・



結構難しい話をされていらっしゃる。



これが難しい話になってしまっているのがゴルフ界には大きな問題という事に



どれだけのゴルフ業界関係者が気付いているのか。



何とかしなければと思っているのか。



今は、ボウリングを楽しむように、カラオケに行くかのように



ゴルフに接する方々が沢山いるんです。



「本格的」ではない方々のほうが多いんですよ。



それを、「マイボールも持ってないの?」とか「自分に合った重さとかちゃんと選ぼうよ」とか



「発声練習してる?」とか「ビブラートってこうやってやるんだよ」とかを



本格的ではない方々に一生懸命言っていたり雑誌で伝えようとしていたり



私にはそう見えてなりません。



ゴルフ界にとって1番大事なことは、



上手にさせるとか、楽しんでもらうとかってことより



どんなことより先ず、ゴルフ人口を増やすことだと思うんです。



色々な科学的解明も、フィジカル的な発見も



ゴルフ人口を増やすためになっているのかどうか・・・




70台後半で停滞しているベテランゴルファーに、



握り方を正すという初歩的なレッスンをしても70台前半に行くんです。



60台も出ちゃったりしてるんです。



新しいものをどんどん与えていくことが、良い方法に向かうものなのか・・・



考える時期に来ているんじゃないかと、



与えられる方も、そういうことを望んでしまっているんじゃないかと



望ませているのが、ゴルフ界の方なんじゃないかと、



思えてなりません。



危機感というけれど、



実際皆そこまで感じてないんじゃないですかねって



楽観視してるんじゃないですかね。



何事も、本質を見抜く力を持っている人が優位になりますから



どうなるんでしょうね・・・。




では。










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