獲らなければならなかった・・・

だいぶ前に高梨選手に関しては書いた記憶はあるのですが、




今回も^^;




彼女のインスタ謝罪、画面真っ黒でみたいなのが騒がれている今ですが、敢えて書きます。




羽生・高梨両選手に関しては、「今回は何も獲れない」と周りには言ってきました。




獲れる雰囲気が無い。そう感じていたから。




高梨選手でいえば、




最初のオリンピックで獲らないといけなかった。




獲れていたら、ずっと獲れていますよ。




彼女自身がまだ若年でしたから、そんなことわかる訳もない。




周りの大人たちがね、言い続けなきゃいけなかったんですよ




「今回獲れないと、ずっと獲れないよ」と強く何度も




大切にし過ぎたのかな?




こう言う事が、プレッシャーになるんじゃないかとかね。




身近な人が強いプレッシャーを与えなくて、誰が与えるんですか?




彼女自身が言ってましたよね、「1回目は雰囲気にのまれてしまった」と。




大したプレッシャー無く来ちゃったからそうなる。




代表とかメダル期待されてるとか、そんなのは皆感じてる。オリンピックでは普通のプレッシャー。その上のプレッシャーが必要なんです。




彼女は尚更。競技を楽しむタイプではないので。




大きなプレッシャーを与えられ、そのプレッシャーに勝ってたら雰囲気なんかにのみこまれない。




そのプレッシャーに勝つから獲れるんです。




周りの大人が優しいし、それを信用しすぎだし。




勝たなきゃいけない時に勝たないと、勝てないと思いますよ。




毎週や毎月ある勝負とは違う。4年に1回ですからね。




楽しむか、プレッシャーに勝つかのどちらか




スノボ女子みてくださいよ。ビッグエアの決勝




村瀬選手・岩渕選手・鬼塚選手・・・




この3選手こそ「オリンピックってこういうもの」というのを




素晴らしく表現したと思います。




鬼塚選手・・・1回目転倒、顔を強打しながら2回目も同じ技でチャレンジ

岩渕選手・・・転倒し左手甲骨折しながらも、女子初の大技

村瀬選手・・・スロープスタイルでの悔しさをオリンピックの本番で



転倒しても再チャレンジ、骨折してても大技挑戦、悔しさを力に・・・




それぞれがこの日の為にやってきたという強い思いであったろうし




それを表現するために、最高の準備をして挑んだのだと思います。




私には、「メダル」とか「日の丸」とかというよりも




とにかくその場を楽しむことに集中していたように見えました。




ここに大きな違いがあったと思います。




国民が許すかどうかはわかりませんが




高梨選手も、「失格になっちゃいました、次頑張ります!!」と笑っていえるようじゃないと




オリンピックで勝つのは難しいと思います。




そして・・・




著名人の方々はじめ、色々な方が彼女を労っている。




あの・・・




そんなに簡単じゃないんですよ、勝負の世界に居続けてきてる選手の感情って




日の丸背負って勝負に挑むっていうこと




注目選手で、メダルも獲れるだろうという中にいる重圧




彼女に言葉を掛けれる人がいるとすれば




同じ重圧で同じようなミスをした人だけです。




それ以外の人は、黙って見守るだけで良いでしょ?って思いますね。




伝えなきゃいけないときに黙り、伝える必要の無いときにしゃべる




逆です、逆。




ウインタースポーツに限らずですが、




若年から注目されているのなら




周りの大人たちの「質」で、未来は変わりますよね。




技術だけを教えれば良い訳じゃないんで。




高梨選手について思うのは




「スキージャンプを嫌いにならないで」ということだけ




周りなんてどうでもいいじゃないですか?




無邪気に飛んでほしいです




飛ぶことが楽しくてしょうがないという頃の感情になりましょ!!












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