世界リレー・・・
色々と言われておりますが、
私なりに。
原因はどうであれ、二人とも手が高くなっちゃいましたよね。
アンダーハンドパスをされているようでしたけど、
アンダーの意志に対してオーバーっぽい手(腕)になってしまったような。
昔、小中学校生の時
陸上経験豊富だった大人の方から
『何かを握るとき、腕が捩れていたり手首が不自然な形だと手は開きにくいし閉じにくいよね?』
とジェスチャーまじりに教えられた事があります。
微かな記憶をたどれば
手のひらが下を向いている方が手首にテンションが掛かっていないから、強く握れるよね?
という事を言っておられた。
アンダーハンドパスですから、
渡す方も、バトン握りながら手のひらは下を向いている
もらう方も、手のひらを下にして開いている
腕を捩らず手のひらが下という意識があれば、もらう方は必要以上手が高い所に行かない。
腕を捩って、手首にテンション掛けて受けとる必要がなくなる。
想像するだけなら、確かに確実なように思えます。
今回の第三走者は第四走者に渡す際
手のひらは上を向いてましたね。
第四走者も、もらいに行った腕の高さ、握りにくい腕の捩れと手首のテンション。
渡しにくい形だったし、受け取りにくい形だった。
『際に弱い』という事なんでしょうね。
バトン、上手と言われてる日本。
もちろん練習もしたでしょう。
でも、本番の中、良い形でバトンが渡っているレース展開
順位も好位置
タイムも狙える
そういう状況下で自分がどうなるか
そういう状況で自分のベストを探しながら
バトンを受けとる。
練習通りに行かない何かが、そこには存在するのですよね。
ゴルフも同じ。
どんなに1.5mのパッティング練習をしても
これを入れればベスト更新という最終ホールの1.5mパットは
これを入れれば優勝、外せばプレーオフという1.5mのパッティングは
練習通りに行かない何かが、そこには存在するのですよ。
しかもそれはなかなか練習に取り入れられない感情で。
際に強くなる
難しい事ですが、手に入れたいものです。
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